低気圧頭痛の治し方【ツボ編】

低気圧頭痛に悩んでいる人は多いんじゃないでしょうか?
私も、時々低気圧頭痛になることがあり、その時はとてもつらい思いをしています。
低気圧頭痛をなんとかしたいなぁー
と思っている方はいると思いますが、実際に対処法というのはいろいろあると思います。
この記事では割とお手軽にできる【ツボ押し】に特化した対処法を紹介したいと思います。
是非最後まで読んでみてください!
低気圧頭痛を治すツボとは?
低気圧頭痛は原因がはっきり分かっていないため、
【低気圧頭痛にはこうすればいい】
といった確固たる治療法がないのが現実なのです。
しかし、それでもさまざまな対処法があるのも事実でその中の一つの
【ツボ押し】を紹介したいと思います。
効果は人によって個人差があると思いますが、お金もかからず、手軽にできる【ツボ押し】は知っていて損はないと思うので、
是非試してみてください。
そもそもツボって何?
まずツボについて簡単に説明しますね。
少なくとも、私はこんな認識でした(笑)
でも、ツボのことについて説明できる人は少ないはずです。
ですので、この記事をみて是非勉強してみてください(笑)
ツボとは・・・
人間の体に無数にあるようで、東洋医学でツボのことを「経穴(けいけつ)」と呼ばれている。
人間の内臓、即ち五臓六腑の異常に対してのマッサージを行うための場所なんだとか・・・。
経穴を刺激することによって体の循環を良くして、未病状態の体を正常な状態に戻そうというのが、ツボ押しの狙いとなっています。
正直色々調べましたが、ノータリンの私には、難しい言葉ばかり・・・。
簡単にまとめますと、
- ツボは東洋医学では【経穴】という
- ツボ押しは内臓の異常に対しての対処法
- ツボ押しにより未病状態の体を正常に戻す
と、こんなところでしょうか?
これでは大した勉強になりませんかね(笑)
もうすこし、掘り下げてみると、
経穴には正穴と奇穴があり、正穴は14本の経絡(任脈、督脈と12正経)に属し、滑寿の『十四経発揮』によると354穴が全身に存在する。
WHOでは1989年、奇穴のうち7穴を14正経に所属させて361穴とした。奇穴も250穴以上ある。
現在、欧米ではアルファベット2字と数字で経穴を表している。たとえば足三里穴はST36である。
一方、日本や中国、台湾などでは、昔ながらの漢字による表記がなされている。経穴の場所の多くは関節、筋溝、腱上、腱下、骨縁、骨端、骨孔、動脈の上や静脈の上、神経の上部にあたる部分に存在しており、
実際に取穴した際に指頭を使って経穴部位を確認する。
疾病の際にその部分に様々な病態変化が起きるので指頭で探ることにより圧痛があったり、特異な響きが出ることがある。
これを内臓皮膚体表反射という。逆に鍼灸等を用いて刺激することにより治療を行ったときに出る現象を皮膚体表内臓反射という。Wikipediaより引用
どこのツボを押せば低気圧頭痛を治せるの?
先ほど、何百ものツボがあることはお判りいただけたかと思いますが、その中から低気圧頭痛を改善させるツボを紹介していきます。
数にして4つあるのでそれぞれ紹介していきます。
低気圧頭痛に効くツボ【内関】
【内関(ないかん)】というツボを紹介いたします。
画像で説明いたします。
内関(ないかん)は、手首の付け根から三本指をあてたところにあり、赤丸の辺りが内関の場所となっています。
ぐっと握ると筋が出るのでそれが目印となるそうですが、私の手はおデブなので出ません(笑)
いちばん、内関がお手軽でどこでも押せる効果的なツボだと言われています。
この内関は、頭痛の他にも胃痛、吐き気、食欲不振などの改善効果もあるようで、万能なツボと言えるでしょう。
低気圧頭痛に効くツボ【完骨】
2つ目は【完骨(かんこつ)】というツボを紹介いたします。
naverまとめより引用
完骨は画像の赤印の辺りに位置しており、耳の後ろの出っ張った骨のくぼみ辺りにあります。
正直他人が完骨を押しているのを見たら、
【何をしているんだろう?】
【調子悪いのかな?】
と不思議がると思います。
少し変わった光景に思いますね。
ですので、中には不思議がり茶化す人ももしかしたらいるかもしれませんので、少し恥ずかしいかなと思います。
完骨は頭痛の他に、
顔のむくみ、首の凝り、眼精疲労、めまいなどに効くようです。
低気圧頭痛に効くツボ【頭竅陰】
3つ目は【頭竅陰(あたまきょういん)】というツボです。
人に教えたくなるツボより引用
先ほど紹介した【完骨】と一緒なんじゃない?
と思う方がいるかもしれませんが少しだけ場所は違います。
完骨よりも少し上に【頭竅陰(あたまきょういん)】は、位置しております。
完骨と同じような場所なので、人前で押すのは少々恥ずかしいかなと思います。
頭竅陰(あたまきょういん)は、頭痛の他にめまい、耳鳴りに効くようで、立ちくらみのツボとして有名だそうです。
低気圧頭痛に効くツボ【厲兌】
4つ目は【厲兌(れいだ)】というツボです。
naverまとめより引用
厲兌(れいだ)の場所は画像の通り、
足の人差し指に位置するツボで第二指の爪の横、
第三指寄りの部分に位置しております。
この厲兌(れいだ)のツボは、なかなかお手軽に押せる感じではなさそうですね。
それこそ、
【何やってんだ?】
と言われそうです(笑)
効果としては、頭痛の他に胃の症状や糖尿病等にも効くと言われております。
そしてこの厲兌(れいだ)のツボを押して痛いという方は、胃の調子が良くないとも言われています。
ちなみに私はそこまで痛くなかったので胃は大丈夫そうです。
・ツボ押しの注意点
ここからはツボ押しの注意点について説明いたします。
ツボを押してはいけないタイミングがある
実はいつでもむやみやたらに押してもいいものではないようです。
以下の時は、ツボ押しを辞めましょう。
- 食前・食後1時間
- 飲酒後
- 入浴の前後
- 押したいところに炎症や腫れ等があるとき
- 発熱時
- 重度の高血圧持ち
- 妊娠中・出産直後
- ガンを患っているとき
理由としてツボを押すことにより内臓を刺激するので、逆に体調が悪くなる可能性があるので十分気を付けてください。
ツボはほとんどが左右対称にあるため両方押す
ツボの特徴としてほとんどが左右対称にあると言われています。
ですので、左右両方押しましょう!
人間バランスが大事ですから、両方押すよう意識しましょう!
ツボを押す力
ツボを押す際は基本的に親指で押してください。
そして勘違いしがちなのが、
力いっぱい押せばいいと考えている人もいるかと思いますが、
気持ちよい程度の力で押してください!
確かに力いっぱい押せば効いていると勘違いしてしまいますが、余計に症状を悪化させてしまうので、気持ちよくやりましょう!
ツボを押す時間
ツボを押す時間としては、1回で5秒~10秒程度押しましょう。
そして徐々に力を緩めて手を放しましょう。
呼吸法が大事
ツボを押す際は呼吸も大事です。
押しているときに吐き、
力を緩めるときに吸うようにしましょう。
低気圧頭痛はどんな頭痛?
そもそも低気圧頭痛とはどんなものなんでしょうか?
頭痛のタイプには一次性頭痛、二次性頭痛があり、
一次性頭痛は『頭痛もちの頭痛』と言われており、
- 緊張型頭痛
- 片頭痛
- 緊張型頭痛・片頭痛混合タイプ
- 群発地震
等があります。
二次性頭痛は『原因のある頭痛』や『命に関わる頭痛』と言われており
- くも膜下出血
- 脳腫瘍
等があります。
低気圧頭痛は、一次性頭痛に分類されており、誰にでも起こりうる頭痛なのです。
症状としては、片頭痛のような症状が一般的です。
片頭痛とは?
文字通り頭の片側が痛む頭痛でズキズキ脈打つように痛みます。
しかし、両側痛む方もたくさんいるようで、片側だけだから片頭痛ということでもないようです。
特徴として、
じっとしているときも痛みはあるが、
日常的な行動(歩く、走る、など)をすることにより、痛みが増強されるという特徴がある。
また頭痛の他に吐気がして、吐いてしまうという症状がでることもある。
治るまで個人差があるようで、長いと2.3日続いて自然と治っていく。
低気圧頭痛はなぜ起こってしまう?
低気圧頭痛が起きるメカニズムは、残念ながらはっきり解明されていないようです。
しかし、こうなんではないか?
という説が諸説あるようなので紹介します
低気圧頭痛が起こる2つの説とは
体のむくみによる神経圧迫
人間の体は気温・気圧・湿度の変化に敏感なようで、なかなか感じることはできないと思いますが、
予想以上にストレスがかかっているようです。
気圧が低くなると、人間の体は対応しようとしますが、それがときに追いつかない時があります。
それにより体全体の血行が悪くなり、脳や耳などの神経が敏感な器官がむくんでしまい、
一時的に脳圧や内耳の圧が高くなって頭痛が起きてしまうということです。
これを見る限り、むくまないような対策をすればいいんじゃないかと思ったんですがどうなんでしょうかね?
天気予報を確認して、もし翌日の天気がくもりや雨だったら、前日にむくみ対策をすればある程度対策できる気はしますけどね・・。
主なむくみ対策一覧
軽い運動(ストレッチ、マッサージ、つま先だち、屈伸等)
体を冷やさない(お風呂でしっかり温まる)
ご飯をしっかりたべる(栄養をしっかりとる)
まぁ一時的に対策するよりも血行を常によくする意識をすれば、対応できるんではないでしょうか?
ヒスタミンの分泌
低気圧の日には体内でヒスタミンの分泌が盛んになることは医学的にもわかっているようです。
ヒスタミンとは、アレルギーを引き起こす物質の一つで
動物の組織内に広く存在する化学物質。普通は不活性状態にあるが、
けがや薬により活性型となり、血管拡張を起こし(発赤)、不随意筋を収縮する。またかゆみや痛みの原因となるともいわれる。
weblio辞書より引用
ヒスタミンが活性化することにより、
血管拡張・平滑筋収縮・血管透過性上昇などがおこり、
神経の圧迫や、むくみが悪化しやすくなり頭痛を引き起こしてしまうということです。
低気圧頭痛の治し方【ツボ編】のまとめ
この記事では
・低気圧頭痛とは?
・低気圧頭痛はなぜ起こるのか?
・低気圧頭痛を治すツボとは?
について細かく説明させていただきました。
参考になりましたでしょうか?
これから梅雨に向かっていきますので、低気圧頭痛に悩むことが増えていく時期になりますので、
今回ご紹介したツボ押しを試してみてはいかがでしょうか?
これで、低気圧頭痛の症状を少しでも和らげられることをお祈りいたします。