うさぎはなつく?うさぎの特徴となつかせる方法を理解しよう!

【うさぎはなつく?うさぎの特徴となつかせる方法を理解しよう!】
うさぎは犬や猫に次いで人気のあるペットですが、犬や猫のような分かりやすいなつき方はしません。
従って、うさぎが本当になつくのか不安になりますよね。
また、うさぎの愛情表現は控えめなので、なついていることに気づきにくいこともあります。
うさぎになついてもらうためには、まずうさぎの特徴を理解する必要があります。
そこで今回は、うさぎの特徴、なつかない理由やなつかせる方法をお伝えします。
目次
うさぎの特徴は?
うさぎと仲良くするために理解しておきたいうさぎの特徴は、以下のとおりです。
・感情が豊か
うさぎは意外に感情が豊かという特徴があります。
犬や猫のように鳴かないので、人とのコミュニケーションは難しいと思われがちですが、実はそうではありません。
うさぎは五感をフルに働かせて飼い主の気持ちを読み取ろうとしています。
飼い主の声の高低や大きさをしっかりと聞き分けているのですよ。
うさぎは元々群れで生活している生き物、つまり他の誰かと一緒に生活しているので、周りの状況を理解することができます。
一緒に生活している飼い主のことも常に意識しているのです。
従って、うさぎがなつく、なつかないに関わらず、飼い主のことを意識していることを覚えておいてください。
うさぎがなつかない理由は?
うさぎをなつかせるためには、まずなつかない理由を理解することが大切です。
うさぎがなつかない理由
1 触れ合いの時間が少ない
触れ合う時間が少ないと、うさぎはなつきません。
1日10~15分でもよいので、うさぎをなでてあげましょう。
2 ケージに入れっぱなし
うさぎをケージに入れっぱなしにしていると、なつきません。
1日30分位はケージの外に出して自由に遊ばせてあげましょう。
3 嫌がることをする
大きな声を出して怒ったり、叩いたりするなど、うさぎの嫌がることは絶対にしないでください。
うさぎは記憶力のよい生き物です。
「この人は怖い人だ」「この人は嫌な人だ」という印象が残り、なついてくれなくなります。
うさぎをなつかせる方法は?
ここからは、うさぎをなつかせる方法を紹介します。
1 長期戦を覚悟する
うさぎをなつかせるためには、時間がかかりますから長期戦を覚悟してください。
うさぎと信頼関係を築くには、6~8ヶ月位かかることもあります。
短期間でなつくうさぎは珍しいですから、焦らないでゆっくりと仲良くなっていきましょう。
2 ケージに飼い主の匂いがするものを入れておく
うさぎは鼻がよいので、ケージに飼い主の匂いがする布などを入れておくと、数日で「飼い主の匂い=おうちの匂い」として覚えてくれます。
3 手からおやつをあげる
うさぎをなつかせるには、おやつが欠かせません。
おやつを差し出して、うさぎが食べてくれるのを待ちましょう。
4 膝の上に乗ってくるのを待つ
一般的に、うさぎは抱っこが好きではありません。
抱っこをしようとして、両手でうさぎをつかんだ瞬間に大暴れすることが多いです。
おすすめは、おやつをあげながら膝の上に誘導する方法です。
飼い主は床に座った状態で、うさぎが膝に乗ってくるのを待ちましょう。
「膝の上=おやつがもらえる大好きな場所」になるまで、この方法を根気よく繰り返してください。
おやつで警戒心が解け、うさぎが膝の上に乗ってくるようになったら、頭や背中をそっとなでてあげましょう。
そっとなでていても、うさぎが嫌がるようでしたら、すぐになでるのをやめてください。
5 ケージの外に出す時間を長くする
うさぎと触れ合うことができないうちから、ケージの外に出す時間をできるだけ長くしましょう。
うさぎは運動が好きなので、ケージにいる時間が長いと、ストレスをためてしまいます。
うさぎをなつかせるには、うさぎにリラックスしてもらうことが必要です。
ただ、環境による変化でケージから出たがらない場合は、無理に出さずにそっとしておいてください。
そして、うさぎが自分から出てくるのを待ちましょう。
6 ブラッシングや爪切りはなついてからにする
ブラッシングや爪切りは、うさぎを固定しなければならないので、嫌がる子が多いです。
なついていないうちに無理やりブラッシングや爪切りをしようとすると、「嫌なことをされた」という印象が残り、なつかなくなってしまいます。
ブラッシングや爪切りは、うさぎが膝の上に乗れるようになってからにしましょう。
7 比較的なつきやすい種類や性別を選ぶ
比較的なつきやすいとされる種類は、以下のとおりです。
・レッキス
触り心地の良い毛並みが特徴です。
性格は穏やかで、抱っこも比較的嫌がらないと言われます。
・ホーランドロップイヤー
垂れ耳と、丸くぺちゃとした顔が特徴です。
人なつっこく、抱っこも嫌がらない子が多いです。
また、性別で言うと、オスの方がなつく傾向にあります。
オスは成長すると人になついてくっついてくるようになりますが、メスは少し気が立ちやすい傾向があります。
ただし、なつきやすい傾向があると言っても、必ずなつくという保証はありません。
まとめ
今回は、うさぎの特徴、なつかない理由やなつかせる方法をお伝えしました。
大切なことは、なつく、なつかないに関わらず、その子の性格を理解し、尊重してあげることです。
飼い主がうさぎの行動に合わせる形で、時間をかけてならしてあげましょう。
また、中にはどうしてもなつかない子もいます。
そのような性格の子でも、最後まで責任を持って、できるだけ自由に過ごさせてあげましょう。
なつかないからと言って、うさぎのお世話を放棄することは絶対にダメですよ。