愛知県のうさぎ島はどこ?歴史や現在についても紹介!
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今回は『愛知県のうさぎ島はどこ?歴史や現在についても紹介!』について解説していきます。
愛知県にはうさぎ島と呼ばれている島があります。
本来の島の名前は『前島』であることを知らない人がいるかもしれませんね。
うさぎ島と呼ばれている通り、過去にたくさんの動物が放し飼い状態にされており、特に有名だったのがうさぎで数にして数百羽いたそうです。
うさぎが好きな人にとって夢のような島ですが、全国的には知られていなく場所がどこかもわからないと思います。
そこで、この記事では
- 愛知県にあるうさぎ島はどこにあるのか
- うさぎ島の歴史や現在はどうなっているのか
について解説していきます。
是非ご覧ください!
目次
愛知県のうさぎ島はどこ?
愛知県西尾市東幡豆町(ひがしはずちょう)にあります。
島ということで当然海に浮かんでいるわけですが、一番うさぎ島に近い海岸が東幡豆海岸で、そこから約600メートル離れた沖にあります。
最寄り駅はどこ?
最寄り駅は名鉄蒲郡線の東幡豆駅となります。
こちらの駅からは、徒歩約10分でうさぎ島にたどり着けます。
次点の最寄り駅が同じく名鉄蒲郡線のこどもの国駅でうさぎ島まで徒歩約20分。
基本東幡豆駅で下車でいいと思いますが、運動がてら歩きたい方は次点のこどもの国駅で降りてもよさそうですね(^^♪
最寄バス停はどこ?
最寄りのバス停は西浦駅前となります。
次点で西浦農協前。
ただし、西浦駅前からうさぎ島まで歩こうとすると約30分ぐらいかかります。
バスで来る方は近くに名鉄蒲郡線の西浦駅がありますので、ここから電車に乗って東幡豆駅まで行くのがおすすめですね(^^♪
最寄駐車場はどこ?
近くに100台止められる有料駐車場があります。
料金は500円/回と安いです。
また500メートルほど離れた場所に500台止められる無料の駐車場があるので極力出費を抑えたい方はこちらもおすすめです。
うさぎ島は東幡豆海岸から歩いていける?
おはようございます。#蒲郡市 のお隣、#西尾市 #東幡豆町 にある前島(旧うさぎ島)今は潮干狩りが有名です。珍しい #トンボロ干潟 見に行きませんか?#蒲郡駅 から赤い電車に揺られて行くとのんびりとした風景も楽しめますよ♪
ドローン撮影企画「夕刊鳥瞰」中日新聞Web https://t.co/rXMwZSl8Uz
— 蒲郡荘【公式】 (@gamagori_so) June 3, 2020
海の上にあるうさぎ島はあるタイミングになると海岸から歩いていけます。
というのは、干潮の時にうさぎ島まで陸続きになることがあるんです。
この陸続きのことを『タイダル・アイランド』と呼んでいるそうです。
普段海のところを歩けるのは不思議な感じがしますし、ワクワクしますよね。
愛知県のうさぎ島の歴史を紹介!
幡豆のうさぎ島こと、前島。昔名鉄が管理していた頃はうさぎが放し飼いになっていた。干潮になると地続きとなり、この時もちょうどつながっていた。 pic.twitter.com/nKZTxAS7Ys
— 三河のかずどん (@K1A1T0A0NsA) April 30, 2017
うさぎ島の歴史を振り返るには戦前までさかのぼります。
当時島の形が琵琶に似ていることから琵琶島と呼ばれており近辺は海水浴場として開発されており、現在でも各地の海水浴場にある海の家もあったそうです。
戦後になると本格的に観光地化を目指し1951年にサクラ、モミジ、ヒラドツツジ、サツキ、ヤマツツジなどの植物を植樹、1958年にはウサギ8種約300羽を放し飼いにしました。
これが、うさぎ島と呼ばれるきっかけになったということです。
他にもうさぎと同時にモルモット、インドクジャク、キンケイ、ホロホロチョウなどが放し飼いにされ、三河湾海上動物園を作った。
同年9月に観光船として、東幡豆港から前島、沖島を経由して西浦町の西浦港に至る定期船の運航開始された。
観光地化に伴い、島内に人が来ても不便しないように整備され、動物園をはじめ花見や潮干狩り、海水浴で楽しめる場所になった。
動物園は1978年まで多くの人が訪れ最大で年間56万人も訪れたが、以降は訪れる人が減っていき、動物園を運営していた公益財団法人日本モンキーセンターの赤字が年間6000万円にも膨れ上がり、1997年に閉園した。
放し飼いにされていた動物は動物ショップ、愛知こどもの国、内海フォレストパーク、日本モンキーパークに振り分けられた。
それに伴い定期船もなくなりました。
島内に放し飼いにするというのはとても斬新ですよね。
その斬新さと、普通の動物園と比べて触れ合いやすいという点ではとても魅力的だと思います。
ただどうしても島内に放すということで管理も大変だったと思いますし、その点でも運営が難しかったのかもしれませんね。
とはいえ、無くなってしまったのは残念ですね。
愛知県のうさぎ島の現在を紹介!
愛知県のうさぎ島の現在はどうなっているのでしょうか?
実は、今の前島は、潮干狩りのメッカになっていて、毎年7万人もの人が訪れる人気スポットです。
うさぎ島がある三河湾は、アサリの産地として知られています。
波が静かで、アサリのえさになるプランクトンが多いため、三河湾のアサリは美味しいとされているのです。
潮干狩りは前島の一大イベントになっていて、毎年3月上旬頃から7月下旬頃までの長期間潮干狩りが楽しめます。
イベント開催中は、東幡豆漁業共同組合が公表している潮干狩り表に記載される日程に限り、ハマグリ、バカ貝なども採ることができます。
また、バーベキュー場があり、潮干狩りで採ったばかりの貝を焼いて食べることができます。
うさぎ島としては残念ながら閉園という残念な形になってしまいましたが、現在は潮干狩りの地として観光地化されているということで良かったですね。
季節限定ではありますが、安定した集客にそれに付随したサービスも取り組まれているので成功していると思いますし、楽しめそうですよね。
潮干狩り好きな方やお子様連れの方には特におすすめの場所になっていると思います。
愛知県のうさぎ島はどこ?歴史や現在についても紹介!
今回は、『愛知県のうさぎ島はどこ?歴史や現在についても紹介!』について解説しました。
具体的には、
- 愛知県のうさぎ島はどこなのか→愛知県西尾市東幡豆町にある
- うさぎ島の歴史や現在について
ご説明しました。
うさぎ島と言われていますが現在は閉園してしまったのでとても残念ですね。
とはいえ、潮干狩りが楽しめるスポットになっているようなので一度行ってみたいですね(^^♪